ここ、1,2年ほど、「モンゴル民話がたり」と銘打って、モンゴル民話を紹介しながら遊牧文化を紹介するイベントを開催してきました。
時に、日本人演奏者の方に参加いただいて、「モンゴルの馬頭琴と民話がたり」としてお届けしてきましたが、この秋から、タイトルを「モンゴルの馬頭琴と噺」、西村単独ライブの時は「モンゴルの噺」と変えることにしました。
「まるで落語を聞いてるみたい」と仰って下さる方が多くて、「モンゴル落語」と名乗ろうか?とも思ったのですが、モンゴルの民話…落ちないことが結構ありまして…。「物語としてどうよ?」みたいなことにもなります…。
いわゆる、「朗読」や「読み聞かせ」というものとは違って、物語を紹介しながら遊牧文化を解説するといったものです。一人でボケとツッコミをしながらの民話紹介です。
なので、「ものがたり」の意味もあるし、「めずらしいはなし」の意味もある「噺」を名乗ることにしました。
「モンゴル語だと、こんな具合に頭韻ふんで~、んで、脚韻はこんな感じで~」
「モンゴル遊牧民にとって外来の神様たちって…」とかといった噺、話に併せて馬頭琴で曲をのせていただいて、馬頭琴コーナーではがっちり演奏を楽しんでいただく…そんな舞台です。
2022年秋の開催予定は以下の通りです~。どこぞの会場にぜひ足をお運び下さい~。
<<札幌会場>> 馬頭琴演奏:桑原志保美
9/18(日)
第一ステージ
14:00~15:30(開場13:30)
あなぐまとやまねこ
仏様が人を作った話
オールガンシャルの物語
フフーナムジル
18:00~19:30(開場17:30)
仏様が馬頭琴を作った話
太陽と月と人の話
エルヒーメルゲン
馬頭琴と歌が生まれたわけ
第一部、第二部の間(16~17時)で、それぞれ好きな楽器でウーレンボルをお披露目する、ウーレンボルオープンマイク!お好きな楽器をお持ち下さい!
★メロディラインでも伴奏でもOK。ご希望ありましたら桑原がメロディor伴奏弾きます。最後にみんなで合奏してみましょう!
★馬頭琴のウーレンボル伴奏に挑戦してみたい方にはレクチャーしますので、一緒に弾きましょう!(16時30分頃)(2名限定)
※参加費無料ですが、ライブの第一部、もしくは第二部チケットを購入した方が参加出来ます。
フリースペース&カフェ AMICA
札幌市西区琴似2条3丁目1-10 共栄ビル4F
各ステージ2500円
通し券4500円
10/9(日) 12:30~14:00
10/10(月) 12:30~14:00
ギャラリー&カフェ ティナレンテ
大阪市北区中崎西1丁目7-28
3000円+要オーダー
11/13(日)
第一部 11:00~
あなぐまとやまねこ
仏様が人を作った話
エルヒーメルゲンの伝説
フフーナムジル(馬頭琴起源説話)
第二部 13:30~
仏様が楽器を創った話
太陽と月と人
オールガンシャルの物語
楽器と歌が生まれたわけ
ぱかぽこひろば(茨木市上音羽)
2500円/部
4500円(通し券)
お申し込みフォームはこちら
【演奏者プロフィール】
福井則之:馬頭琴
大学生の時にモンゴル国立民族歌舞団の演奏を聴き、独学でホーミーと馬頭琴を始める。2004年中国内モンゴル自治区内蒙古大学芸術学院に留学。馬頭琴専攻。若手実力演奏家ハズバグンに師事。ホーミーは歌手フグジルトゥ氏に師事。 帰国後は主に京都で演奏活動や馬頭琴、ホーミー教室を始め、自らが主催する京都馬頭琴楽団 厩としても各地で演奏や楽器体験のワークショップを行う。
【場所】 Ansorozy(岡山市南区築港新町2-4-5)
11/23(水) 15:00~16:30
【場所】
青空アイル(岡山市北区表町2丁目7-2)
【チケット】2000円+1ドリンク
【演目】
あなぐまとやまねこ、仏様が人を作った話
オールガンシャルの物語、エルヒーメルゲン
フフーナムジル
【噺手】NPO法人しゃがぁ理事長 西村幹也
【チケット】 2000円+要オーダー (チケットは当日会場にて。予約不要)
12/3(土)
第一部 15:30~
あなぐまとやまねこ
仏様が人を作った話
エルヒーメルゲンの伝説
フフーナムジル(馬頭琴起源説話)
第二部 18:00~
仏様が楽器を創った話
太陽と月と人
オールガンシャルの物語
楽器と歌が生まれたわけ
【場所】
箱崎水族館喫茶室(福岡市東区箱崎1-37-21)
12/4(日)
第一部 15:00~
あなぐまとやまねこ
仏様が人を作った話
エルヒーメルゲンの伝説
フフーナムジル(馬頭琴起源説話)
第二部 18:00~
仏様が楽器を創った話
太陽と月と人
オールガンシャルの物語
楽器と歌が生まれたわけ
【場所】
グリシェンカフェ(北九州市門司区本町3-4)
【チケット】
2500円/部+要オーダー
4500円(通し券)
お申し込みフォームはこちら
【演奏者プロフィール】
馬頭琴 尾崎由美
初めて生で聴いたホーミーに衝撃を受け、革張りの馬頭琴の音に惚れ込み岡林立哉氏に師事。モンゴル国でのホーミー修業などを経て、九州地域でモンゴル関連イベントの裏方をしつつ、時に馬頭琴やホーミーの演奏活動を行う。福岡県在住。