NPO法人しゃがぁでは、モンゴル民族衣装デールの注文制作販売を行っています。
制作者はモンゴル国在住のセレンゲです。出身はトゥブ県のヌフルロル郡で、結婚してウランバートルに出てくるまで、ずっと遊牧生活をしてきた女性です。
しゃがぁのスタディツアーでお世話になった方も多くいらっしゃると思います。
いままで、しゃがぁでは、彼女の刺繍商品なども取り扱ってきましたが、とある事件をきっかけに民族衣装デールの取り扱いを始めることとなりました。
【注目!】
セレンゲは実はモンゴル刺繍がしっかりできることで有名です!
モンゴル刺繍はいくつかの技法がありますが、そのなかでもズーオローフ(糸を巻く)と呼ばれる刺繍は、最も難しく、時間がかかる技法です。
一見、チェーンステッチのように見えますが、一目作るのに何度も針を通さねばならず、また二重三重に並べて模様を作る際に伝統的な色使いがあり、それらすべてを知り、制作できる人は少ないと言われています。刺繍ができても色使いが間違っていたり、刺繍が粗かったりと、なかなか、よく知るおばあさまたちのお眼鏡にかなう作品には出会えないときかされています。
「ダーリン」嗅ぎたばこを入れる袋。 嗅ぎたばこは瑪瑙や玉石などが使われたり、とても高価なものも多いですが、それを入れる袋も高価なシルクを使うなど、おしゃれアイテムとしてとても重要です。古いダーリンはシルクにびっしりと刺繍が施され、それは装飾を目的としながら、本体の補強にもなっています。ですのでよい品であればあるほどに、目の細かいしっかりとした刺繍が施されています。また、古い良いダーリンはこの刺繍ゆえに今に残されることとなります。 |
ところがセレンゲは幼い頃からズーオローフに親しんできたので、とても上手で有名なのです!
そんな彼女に刺繍をいれてもらいませんか?
刺繍は彼女にお任せで一点あたり5000円(直径約1鋳ないにて承ります。
袖口に直径5cm前後の円形の刺繍をつけるのがお勧めです。胸につけるのもお勧めですが、位置を決めるのが難しいです。
また首の後ろに丸いものをつけたり、裾につけたりなど、付けたいところがあれば、ご相談ください。大きさなどを考えたうえでセレンゲに見積もりをしてもらいます。
ちょっと見にくいですけど…刺繍の様子は以下の映像をみてください。
注文の流れ
注文意思の伝達(申込みフォームより)
デールのパターン、ご希望の色やサイズをお知らせいただきます。
↓
生地のチェック
モンゴル側から、生地写真が送られてきますので、確認いただきます。
確認作業はメールでも可能ですが、できればSNSのメッセージものを使えるとスムーズです。
Facebook,LINEなどお知らせ頂けると幸いです。
↓
見積もり
生地が決まったところで、見積もりをお送りします。
↓
注文確定
制作開始します。
↓
現地より直接お届け
ご指定の場所に、モンゴルから郵送します。
↓
代金を指定口座にお振り込みください。
採寸について
上の図にありますように、基本的に、①と②、胸囲をお知らせいただきます。
なお、袖口を狭めにするか、通常のデールのようにするか(広め)のご希望をお知らせいただきます。狭めにする場合は、袖口周りの長さをお知らせください。
モンゴルデールとは、大きめのをバサッと着こなすものですが、特にサイズについて、不安がある場合、詳細をお知らせください。
*モンゴルデールの着こなしは大きめでも腰回りを後ろにたぐってしぼったり、丈をまくし上げたりして、調節して着ます。
モンゴル人の体型をベースにすると、胸板の厚みなどが違うため、日本人にはあわない可能性もありますので、少し細身に作るようにしています。
価格
女性用普段着;30,000円
女性用晴着 :35,000円
男性用普段着:35,000円
男性用晴着 :40,000円
綿入り:5,000円アップ
刺繍入り:一点(直径約10cmまで) 5,000円
いずれも送料他手数料込みです。
お願い・ご注意
- 現地とのやりとりをしながら、ご希望のデールを制作するのですが、生地の色味など、パソコン環境などによって、実物と異なる場合はありますこと、ご了承ください。
- 現地との連絡にお時間をいただくことになる場合もあります。注文からお届けまで場合によっては一ヶ月以上かかってしまう場合もあります。お急ぎでのご注文は承りかねますこと、ご了承ください。
- 上記価格以外に、お手元に届いたときに関税を請求される場合があります(ない場合がほとんど)。1000円~2000円程度かかる可能性がありますので、その際はご負担ください。