NPO法人しゃがぁでは、現地と長くお付き合いを続ける中で、築き上げてきた信頼関係をもとに、よりディープなツアーでありながら、参加しやすいように敷居を低くしながら、しかし、しっかり遊牧文化を伝えようと、1994年より、お届けしてきました。
理事長西村がツアーを現地側友人たちと現地プログラムを企画立案、予算立てを行い、それを風の旅行社さん企画・実施・主催ツアーとして運営しています。
モンゴルでのツアー実績豊かな風の旅行社さんが、もしもの時にバックアップしてくださいますので、安心して参加出来ます。(*1:⇒ぜひ、ご一読ください)
NPO法人しゃがぁが考えるスタディツアーとは、参加者のみなさんの経験してみたい、
知りたいという好奇心を後押しするのは当然のこととしますが、
「なにかをしてあげる」というようなボランティア的な関わり方ではなく、
「彼らの生活にお邪魔させていただいて、彼らの知恵と経験を教えていただく」ということに、むしろ主眼を置いています。
あくまでも、遊牧民を師とあがめ、我々が普通では経験できないことを、知り得ないことを、学ぶツアーが、NPO法人しゃがぁのスタディツアーです。
彼らの土地に、我々側から、「こういうのが便利でしょう?」とか、「こうしたらどうでしょう?」とかと何かを持ち込む前に、彼らのことをきちんと知ることが大切だと考えるからです。
やってみたいことをやりたいという気持ちも分かりますが、それをすることがどういうことを引き起こすのか?なども考えなければなりません。
多かれ少なかれ、我々と接触したことで彼らは変化していきます。しかし、彼らが自主的に、能動的にそれら変化を受け止め、彼らなりの受け入れ方ができるようにしなければ、持ち込んだ我々側の自己満足に終わることになりかねません。
ですので、とにかく彼らから学ぶということを第一の目的としたツアー企画になっています。
遊牧生活は、我々、日本人のそれらとは異なる考え方や価値観、世界観をもっているのは当然のことだと判っているのに、
ついつい、自分ベースで判断、解釈をしながら、納得することが、実は多いです。
「彼らが何をどのように考えているか、感じているのか、観ているのか?」を知ることなく、
自分がやりたいように、おもいたいように、観たいように関わったのでは、彼らのことは理解できません。
NPO法人しゃがぁは、「遊牧文化」を伝えることを使命としています。
ですので、「遊牧文化に飲み込まれて、翻弄される機会」を提供することが大切だと思うのです。
NPO法人しゃがぁは、日頃より遊牧文化理解に必要な知識、情報の提供をしていますが、
現地で直接体験を伴うことで、一層、深く伝えられると思ってのスタディツアー企画なのです。
「遊牧民になろう」なんて決して言いません。なれるはずがないのです。遊牧民というのは、職業ではなくて、生き様です。
あの草原で生き抜くことを日常とし、必要な様々を日々経験し、研鑽を積み続けて、突発的な出来事を自力で乗り越え続け、
気がついたら、「遊牧民」を名乗るに足る存在となれるのです。
「あれ覚えて、これ経験して、これをやっていれば、遊牧民になれる」なんていうものではありません。そんなマニュアルなんてあるわけないのです。
それでも…憧れて憧れてしかたないんです…私(西村)は。
どうあがいても、まがい物にしかなれないのは判っていますが、彼らに少しでも近づきたいと思いながら、
ずっとモンゴルに関わり続けてきました。
そこで得られた知識と情報を共有するためにNPO法人しゃがぁはあります。
ツアー内容をご覧頂ければおわかり頂けると思いますが、現地と長く、深い付き合いがあるからこそ出来る内容が特徴です。
- 1994年には…「ワイルドキャラバン」と銘打っての乗馬キャラバンツアーを開始しました。
約120キロをテントを張りながら移動、草原、砂丘、峠、川など様々な地形を馬で駆け抜ける内容で、他の乗馬キャラバンツアーでは体験できないレベルでモンゴル草原を満喫できるとリピーター続出の名物ツアーとなりました。
また、最終日に馬頭琴演奏者を招いての草原コンサートもはじめたのはしゃがぁ企画ツアーが最初でした。
途中、牧民側の充電期間として、しばらく不催行となってましたが、2023年に復活!参加人数を限定して、また、モンゴルゲルを毎日建てて泊まりながらという内容になっています。
<<詳細はこちらをクリック>>
- 1996年には…牧民宅ホームステイ(マイルドステイ)を開催しました。これはツーリストキャンプではなく、普通の一般遊牧民宅にそのままお邪魔するというホームステイツアーの先駆けとなったツアーです!
(当時、提携していた旅行社さんに、こんなツアーをやったらどうですか?と言ったら、「そんなもん、人が集まるわけないでしょ」と言われたので自分で企画しました)
2018年からは、仔馬に焼き印をいれる日を皆で祝おうというツアーとして、本気で遊牧生活を体験する内容になっています。
<<詳細はこちらをクリック>> - 2002年には…「ゴビの馬頭琴弾きネルグイ宅を訪問する!」と銘打って、陸路でゴビ砂漠在住の在野の馬頭琴演奏者ネルグイ氏宅を、日本の馬頭琴演奏者嵯峨治彦氏と一緒に訪問するというツアーを開催しました!
一般的にはゴビ砂漠と言えば南ゴビ地域へ行くのですが、その手前ドンドゴビ地域で、野生動物を探し回ったり(イフガザリンチョロー)、砂丘(ウーシマンハン)を見学したり、俳優ダギーランズ氏宅を訪問したりと、陸路を走り回るが故の楽しみを満喫できるツアーとなりました。土地のことをよく知るが故のアレンジだったと自負しています。 - 2005年には…「馬頭琴三昧ツアー」と銘打って、毎晩、大御所と呼ばれる馬頭琴演奏者(ドプチン氏、ツェレンドルジ氏、ネルグイ氏、バトサイハン氏)をお呼びしてそれぞれの特徴ある演奏を楽しむというツアーを開催しました。
- 2014年には…「モンゴル原産馬タヒの行動観察ツアー」と銘打って、ホスタイノロー国立公園の原産馬タヒの保護センターのお仕事をお手伝いするツアー開催しました!
- 2018年には…「厳寒(-40℃)のタイガで年越し!」といって、年末年始をタイガの中でトナカイと一緒に過ごそうというツアーをはじめました。もちろん…こんなことをやったのはウチが初めてです!
他にも…
- 生まれたばかりの仔トナカイに会いに行こう!(GW時期)
- 角の立派なトナカイに会いに行こう!(7月)
- 鷹狩りの現場を見に行こう!(12月)
などといったツアーを企画運営してきた実績があります。
ツアーには理事長西村が同行し、みなさんの様々な質問にお答えします。
特に遊牧文化や草原生活全般、シャーマニズム、遊牧民の音楽、民話など話は多岐に及び、Ⅰ年分の大学講義に匹敵する内容でお話します。
皆さんの訊きたい、知りたいに全力でお応えします!
2024年の夏ツアー、参加者募集中!
モンゴルゲルを毎日建てたり、解体しながらの乗馬キャラバンですが、おかげさまをもちまして、満員となっています。1ツアー、5名限定でしたからね、もう3月には一杯になってしまったらしいです。ありがとうございます!
<<ツアー詳細はこちら>>【風の旅行社のツアー紹介サイトへ移動します】
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滞在は現在の若鷹匠たちの多くが師とあがめる超有名な故マナ氏の息子たちのところにホームステイします。
彼らはサグサイ村でのイヌワシ祭の実行委員会の中枢メンバーになっているため、祭の準備も含めてすべてを観ることができるという特別なホームステイとなります。
そんなところに5連泊!カザフ遊牧民家庭でカザフ文化も併せて堪能頂きます。
滞在中、風光明媚なアルタイ山脈をクルージングしたり、カザフ音楽のプライベートコンサートがあったりと、盛りだくさんのツアーです!
<<ツアー詳細はこちら>>【風の旅行社のツアー紹介サイトへ移動します】
年間平均気温が氷点下の土地なのだから、その土地のことをきちんと理解しようと思うなら、また、そんなところで暮らす人々の生活の真髄を観るなら、行くしかないのです!
そりゃそうです、人が住んでいるところへいくのですから、その知恵を拝借すればなんとでもなるのです。一度-40℃なんていうのを経験すると、日本の冬なんて温かく感じるようになることでしょう。
ご自身の可能性を再認識できる!とてもプレミアムなツアーです!
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企画・実施:株式会社 風の旅行社
東京本社(総合旅行業取扱管理者 原 優二)
TEL 03-3228-5173 / FAX 03-3228-5174
大阪支店(総合旅行業取扱管理者 中坪 聡子)
TEL 06-6195-8043 / FAX 06-6195-8044
第一種旅行業登録をしていないNGOやNPOなどが募集型企画旅行を企画することは出来ません。
募集チラシにおいても、必須記載事項が明記されない格安ツアーもあります。
ツアー内容を法人側で考え、それを風の旅行社に伝え、必要とされる諸事項をすべてクリアにした上で、募集を行っています。安心してご参加下さい。