遊牧民ひろば@大阪 チカノバ


202503chikanoba

【遊牧民ひろば @大阪 チカノバ】
 日時:2025年3月5日(水)~9日(日) 10:00~18:00
    (ステージプログラムは8日(土)、9日(日)のみ)
 会場:箕面市民ギャラリー「チカノバ」
    箕面市船場東3丁目7-35 箕面船場阪大駅地下3F南出入口
 入場無料。なお、会場には募金箱を設置していますので、ご支援のほど頂けると幸いです。
 
 ★写真展「精霊と共に暮らすモンゴルのシャーマン」
    オープンギャラリーにて
    3月5日(水)~9日(日)
 ★馬頭琴&ドンブラ体験コーナー
    メインギャラリーにて
    3月8日(土)~9日(日)のみ
 ★遊牧民雑貨市場
    アトリウムにて
    3月8日(土)~9日(日)のみ
 ★ステージ「オアシスのひろばで」
    アトリウムにて
    3月8日(土)~9日(日)のみ
<出演者>
◎L.クグルシンカザフ民族楽器ドンブラ演奏,歌。(両日とも)
モンゴル国バヤンウルギー県在住。幼少の頃、ドンブラを弾き語る父親の傍らで音楽を学ぶ。約30年間を遊牧をしながら医師として草原地域で暮らし、土地の古老らから多くの歌を学ぶ。素晴らしい歌声が評判となり、演奏依頼が後を絶たず、第一文化功労者勲章を授与されるに至る。モンゴル地域のカザフ人に伝わる古い楽曲を知る希有な存在である。(2007~来日)
◎B.ボルド(両日とも)
モンゴル民族楽器馬頭琴をはじめ、様々な楽器を弾きこなし、喉歌(ホーミー)の使い手。モンゴル国アカデミーが認定するわずか9人の英雄叙事詩の語り部の一人。“聖なる英雄の叙事詩”は全編で28時間を超える。普段はモンゴル国バヤンウルギー県で普通に遊牧生活を営むが、讃歌(約2時間)を捧げるために山に登ったり、英雄叙事詩を詠唱するという生活を送るという不思議な存在。(2020年来日)
◎高橋直己(両日とも)
中央アジア遊牧文化圏の民謡研究者。2002年より中央アジアへ渡り、伝統音楽を学ぶ。歌手N.ジャンペイソフ(カザフスタン共和国文化功労叙勲者) にカザフ民謡を師事し、2006年には同国にてプロクラスの歌手コンクールで第1席入賞を果たす。ドンブラによる伝承歌謡弾き語りを主に、弓奏楽器コブズ、縦笛スブズグなど、広くカザフの伝統音楽の紹介に努めている。09年よりイナーラ・セリクパエヴァと共に演奏活動。カザフ楽曲を幅広く知り、最高のステージパフォーマンスでカザフ音楽を紹介できる日本屈指の演奏家。
◎福井則之(3月9日のみ)
大学生の時にモンゴル国立民族歌舞団の演奏を聴き、独学でホーミーと馬頭琴を始める。2004年中国内モンゴル自治区内蒙古大学芸術学院に留学。馬頭琴専攻。若手実力演奏家ハズバグンに師事。ホーミーは歌手フグジルトゥ氏に師事。 帰国後は主に京都で演奏活動や馬頭琴、ホーミー教室を始め、自らが主催する京都馬頭琴楽団 厩としても各地で演奏や楽器体験のワークショップを行う。日本屈指の馬頭琴演奏技術を持つ演奏家。
◎西村 幹也(司会進行、解説)
NPO法人北方アジア文化交流センターしゃがぁ理事長。遊牧文化に魅せられ、モンゴル、カザフ、トゥバ民族の土地に30年以上通い続ける。現地での見聞を伝えようと、写真展、展覧会、文化講座、イベント、民話ライブ、コンサートなどを全国で開催している。t多岐に及ぶ活動がモンゴル国よってみとめられ2012年に友好勲章を授与される。「もっと知りたい国モンゴル」(心交社)他。大阪大学非常勤講師。